2006年 03月 09日
プライド |
久々に会った友人と食事。
お互い独身で同級生ということもあって、最近の愚痴を一気に吹き出す。
こないだの「合コンの女王」の件も。
彼女にも前からその子の伝説話はしていたのだが、会社以外でもまだ付き合っていることに驚かれた。
そして、「そんな屈辱を受けて私だったらその場で帰るし、その子とは絶交する。たとえその二人が付き合っていたとしても、nikeがいたら女同士で一緒に寝るのが礼儀」だと言われた。
これって屈辱なんだ?
まずそれにびっくり。
やっぱり怒っていいのかな?と聞くと、
「なんでそんなこと聞くの?怒っていいのか自分で決めることでしょ?そんなことされてもヘラヘラ笑ってその子と付き合い続けるなんてプライドなさすぎ。それすらわからないの!?」と言われた。
かなりショックだった。泣きそうになった。
頭をガーンと殴られた感じ。
そういえば私はいつも何かするとき、考えるとき、常に人の意見を聞いてしまう(その割に聞いちゃいないが(^^;;)。
そうしないと自信がなくて不安なんだ。
だって、こんな私のことを誘ってくれる人は大事にしないといけないと思って…。
「そんな卑屈な…;嫌な気分になってまで自分の時間を一緒に過ごすぐらいならひとりの方がよっぽどいい。なんでそんなに自分に自信がないの?もっと自分を大事にしなよ」
怒っていいのか、なんて人に聞くことじゃない。
自分が怒りたかったら怒ればいいんだ。
こんな簡単なことなのに。
私はなぜいつも自分じゃなく他人に聞いていたのだろう。
我慢しなくていいんだ。自分の声を聞いて行動していいんだ。
そう思ったら、なんだかすごく楽になった。
「もっと付き合う人を選ぶというか、その言い方はおこがましいかもしれないけど、モラルの低い人と一緒にいたら自分まで堕ちちゃうよ。それに我慢してまで付き合うことないし…嫌なことを我慢してるっていう意識がないこと自体が問題」
友達曰く、どうやら傷つけられても怒れない、ましてや傷つけられてることにすら気づかない性格は、私の幼少時代に原因があって、その頃に体験したことは潜在意識に刷り込まれ、それが召使い(彼女は奴隷とも言っていたが)根性を体に染みつかせてしまっているから、気づいたところでそうそう簡単には直せないんだと。
言われてみて初めて思い当たる節があることに気づいた。
そう言えば、私の幼なじみはものすごく可愛くて何でもできて学校一モテる女の子で、私はいつもその子にくっついて回っていたっけ。
彼女に対して自分が下だと思っていたのかは子供だからわからないが、私が遊ぼうと言ってもしょっ中断られていたけど、彼女に誘われたときは絶対に断ることはなかった。
あらー。。。なんだかあまり今と変わりないような…。
私はその子と仲がいいことが自慢でもあったけど、反面、私が好きになる男子はいつも幼なじみの彼女が好きで…。
私はそんな自分を彼女と比較しては自分がブスだからだと嘆いていた。
「彼女は可愛くて、私はブスだからフラれるんだと思ってたの。それは今も同じ」
「ブスって…;」
友人は呆れた顔でブスだと思いこんでいる私に、nikeは可愛いと言ってくれた。でも私はそれを信じることができない。
「ブスって言われたことある?」
あるある(笑)
「面と向かって?大人になってからも?」
うん。最近でもないけど、何年か前にも。
それって、女の子(もういい大人だけど)にとっては物すごい傷つくことなんだよね。
大人になってもブスって言われたことのある私は、知らず知らずのうちにすべての自信を失って、物凄い卑屈な人間になってしまったのかもしれない。
自信を取り戻すにはどうしたらいいのかな?その手の本はたくさん読んだんだけど。「自信を持って行動しましょう」みたいなやつ。
やっぱカウンセリングとか、催眠術とか受けた方がいいのかな?
そう聞く私に友人は、
「女の子が自信を取り戻す方法はたった一つ、自分が本当に愛する人に、心から『君は本当にきれいだよ』って言ってもらうことなんだよ」
だって。
魔法が解けたみたいだった。
言われてないけど(笑)なんか言われたところを想像しただけで、心がふわっと温かくなった。
実際言われてなくて、それに言ってくれそうにない場合は…?
…友人と二人でため息をついた。
ノミの話、知ってる?
ガラスの瓶の中にノミを入れて蓋をすると、ノミは瓶から出ようと飛び上がって蓋にぶつかるの。
何回か飛び上がって蓋にぶつかるたびに、ノミは飛んで瓶から出ることをあきらめてしまって、蓋を外してやっても、瓶の高さ以上に高くは飛ぼうとしないんだって。
こういう話を聞くと泣きそうになる。
ノミは私だ。
たぶん蓋は外れてる。あとは飛ぶだけ。
勇気を出して。
お互い独身で同級生ということもあって、最近の愚痴を一気に吹き出す。
こないだの「合コンの女王」の件も。
彼女にも前からその子の伝説話はしていたのだが、会社以外でもまだ付き合っていることに驚かれた。
そして、「そんな屈辱を受けて私だったらその場で帰るし、その子とは絶交する。たとえその二人が付き合っていたとしても、nikeがいたら女同士で一緒に寝るのが礼儀」だと言われた。
これって屈辱なんだ?
まずそれにびっくり。
やっぱり怒っていいのかな?と聞くと、
「なんでそんなこと聞くの?怒っていいのか自分で決めることでしょ?そんなことされてもヘラヘラ笑ってその子と付き合い続けるなんてプライドなさすぎ。それすらわからないの!?」と言われた。
かなりショックだった。泣きそうになった。
頭をガーンと殴られた感じ。
そういえば私はいつも何かするとき、考えるとき、常に人の意見を聞いてしまう(その割に聞いちゃいないが(^^;;)。
そうしないと自信がなくて不安なんだ。
だって、こんな私のことを誘ってくれる人は大事にしないといけないと思って…。
「そんな卑屈な…;嫌な気分になってまで自分の時間を一緒に過ごすぐらいならひとりの方がよっぽどいい。なんでそんなに自分に自信がないの?もっと自分を大事にしなよ」
怒っていいのか、なんて人に聞くことじゃない。
自分が怒りたかったら怒ればいいんだ。
こんな簡単なことなのに。
私はなぜいつも自分じゃなく他人に聞いていたのだろう。
我慢しなくていいんだ。自分の声を聞いて行動していいんだ。
そう思ったら、なんだかすごく楽になった。
「もっと付き合う人を選ぶというか、その言い方はおこがましいかもしれないけど、モラルの低い人と一緒にいたら自分まで堕ちちゃうよ。それに我慢してまで付き合うことないし…嫌なことを我慢してるっていう意識がないこと自体が問題」
友達曰く、どうやら傷つけられても怒れない、ましてや傷つけられてることにすら気づかない性格は、私の幼少時代に原因があって、その頃に体験したことは潜在意識に刷り込まれ、それが召使い(彼女は奴隷とも言っていたが)根性を体に染みつかせてしまっているから、気づいたところでそうそう簡単には直せないんだと。
言われてみて初めて思い当たる節があることに気づいた。
そう言えば、私の幼なじみはものすごく可愛くて何でもできて学校一モテる女の子で、私はいつもその子にくっついて回っていたっけ。
彼女に対して自分が下だと思っていたのかは子供だからわからないが、私が遊ぼうと言ってもしょっ中断られていたけど、彼女に誘われたときは絶対に断ることはなかった。
あらー。。。なんだかあまり今と変わりないような…。
私はその子と仲がいいことが自慢でもあったけど、反面、私が好きになる男子はいつも幼なじみの彼女が好きで…。
私はそんな自分を彼女と比較しては自分がブスだからだと嘆いていた。
「彼女は可愛くて、私はブスだからフラれるんだと思ってたの。それは今も同じ」
「ブスって…;」
友人は呆れた顔でブスだと思いこんでいる私に、nikeは可愛いと言ってくれた。でも私はそれを信じることができない。
「ブスって言われたことある?」
あるある(笑)
「面と向かって?大人になってからも?」
うん。最近でもないけど、何年か前にも。
それって、女の子(もういい大人だけど)にとっては物すごい傷つくことなんだよね。
大人になってもブスって言われたことのある私は、知らず知らずのうちにすべての自信を失って、物凄い卑屈な人間になってしまったのかもしれない。
自信を取り戻すにはどうしたらいいのかな?その手の本はたくさん読んだんだけど。「自信を持って行動しましょう」みたいなやつ。
やっぱカウンセリングとか、催眠術とか受けた方がいいのかな?
そう聞く私に友人は、
「女の子が自信を取り戻す方法はたった一つ、自分が本当に愛する人に、心から『君は本当にきれいだよ』って言ってもらうことなんだよ」
だって。
魔法が解けたみたいだった。
言われてないけど(笑)なんか言われたところを想像しただけで、心がふわっと温かくなった。
実際言われてなくて、それに言ってくれそうにない場合は…?
…友人と二人でため息をついた。
ノミの話、知ってる?
ガラスの瓶の中にノミを入れて蓋をすると、ノミは瓶から出ようと飛び上がって蓋にぶつかるの。
何回か飛び上がって蓋にぶつかるたびに、ノミは飛んで瓶から出ることをあきらめてしまって、蓋を外してやっても、瓶の高さ以上に高くは飛ぼうとしないんだって。
こういう話を聞くと泣きそうになる。
ノミは私だ。
たぶん蓋は外れてる。あとは飛ぶだけ。
勇気を出して。
by nikecafe
| 2006-03-09 00:19
| 心・ことば